正座するブログ

いたるところで正座をしたがる玩具開発職の人のブログ

「世の中にはダサくてよいデザインもある」の回





どーも、 @ です✋🏻✋🏻✋🏻




デザインは美しくなければならない?

みなさんはデザインと聞くと、「かっこいい」とか「美しい」ということを連想するのではないでしょうか?
しかしながら、デザインという行為は、その「かっこよさ」「美しさ」の度合いやバランスを調整することなのです。
つまり、目的を達成するために「かっこよさ」や「美しさ」を下げることもあり得るのです。


美しくないデザインとは?

世の中には「わざとダサくするデザイン」というものが存在します。
嘘でしょ?と思うかもしれませんが、あなたの身近なところにもあります。
例えば、「新発売!」とか「期間限定!」と書かれた販売促進用のシールやロゴ。


原色を使い、シンプルなデザインの中で浮きまくりだったり、計算されたデザインをぶち壊しにします。

でも、それで良いのです。

なぜならば、その商品がよりたくさん売れることを目的にしているからです。

商品の元々のデザインに馴染んでしまって、目立たなければ存在意義が無いのです。


ギリギリのダサさ

しかしながら、この販売促進用のシールやロゴ、ただ単にダサく作れば良いというものでもありません。
ただダサいことでブランドのイメージを壊したりすることもあるので、デザイナはギリギリを狙っているのです(たぶん)。


制限の中で最大限の効果を出す

販売促進用の印刷物なので、色数も3色だったり2色だったり制限も多いようです。通常、食品のパッケージの場合は色味の再現が販売数に影響しやすいので6色や8色使うようです。普通の印刷物はC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(黒:Key plateのK)の4色。
その制限の中で最大限の効果を出すテクニックが見られます。
先ほどの「さらにおいしく」のシールの場合、赤・黄・緑の3色で構成されています。彩度を下げてみると、コントラストが出ていて認識しやすいのが分かります。文字に影があるので、さらにクッキリしてきます。

このように、何気ないシールもデザインされているのです。ダサいけど。


デザインは論理的

勘違いされやすいのですが、デザインというものは論理的に構築されていなければなりません。基本的には、どこを指摘されても説明できるようになっていないといけないのです。

例えば、

なぜ3色なのか?→印刷コストを下げるため

のように、説明できる必要があります。

会社でも偉い人が「そんくらいだったら俺でもデザインできるぞー」とか言う度に、何言ってんだこいつと思っています。(これはマジ)

_人人人人人人人人人人人_
> 小一時間説教したい <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


ダサいから悪いわけではない

ダサくてはいけないデザインでダサいのは最悪ですが、ダサくなといけないデザインでダサいのは最高なわけです。
おそらく、一流のデザイナと呼ばれる人たちは、凄くダサいデザインができるはすです。しないと思うけど。





ブラックフレームマン
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東京で玩具の商品開発をする会社員。最近パーティーゲームの担当になった。