正座するブログ

ADHDの元玩具企画開発者が至る所で正座をしながらいろいろ考えるブログ

「最終出社日、”たまたま”朝礼スピーチの当番だったので、全力でやってみた。」の回



送別会ぢゃなくて壮行会というのが何が嬉しい。。






どーも、 @ です✋🏻✋🏻✋🏻





初めて社会人になった会社を退職することになった。昨日は最終日。偶然、その日の朝礼スピーチの当番になってしまっていたので、誰かに代わってもらおうと思ったが、やはり自分の口で伝えたいこともあったので、やることにした。




「おはようございます。(礼)」

(急に腹式呼吸で)

拙者親方と申すは、お立会のうちにご存知のお方もござりましょうがお江戸をたって二十里上方、相州小田原一色町をお過ぎなされて、青物町を上りおいでなさるれば、欄干橋虎屋藤衛門、只今は剃髪致して、円斎と名乗りまする。

(ザワザワ、少々の笑い。最前列の新入社員がポカーンとしている。)

これは歌舞伎の「外郎売」の口上の冒頭部分です。この外郎売は、俳優や声優、アナウンサーを目指す人たちの早口言葉の練習によく使われます。かくいう私も大学の部活でやりました。

先日、OBOGが集まるホームカミングデーというイベントが大学でありまして、現役の放送部員と話す機会がありました。その際に彼らは、放送というもの自体が旧くなっているということに危機感を抱いておりました。ネット配信や誰でも動画を編集ができて、ユーチューバーという職業がある時代に、テレビやラジオの真似事をしてきた部活は、これから何をしたらよいのかと悩んでおりました。

どの分野においてもそうですが、ずっと変わらずにいいたり、頑張って変化をしたとしても、新しいものが出てくることで相対的に価値が下がるということがあります。私が専攻していたメディア論的に考えると、主流から外れたメディアは、何か特化しなければ生き残れません。

冒頭で話した外郎売も、自分の早口言葉の技術を付加価値として外郎という薬を売ります。江戸時代からモノを売ることには工夫が必要だったことがうかがえます。
モノが売れない時代に企業は、もっと新しい視点を取り入れなければ、ジリ貧になるだけだと思います。今までのやり方が、全く旧くなってるのでは?と、立ち止まって考える必要があるのではないでしょうか?

(間を空けて一呼吸)

さて、ご存知の方もござりましょうが、
(冒頭と同じ言い方で)

私は、一身上の都合により、◯◯◯(会社名)を退職することになりました。ニートだった私がツイッターで思いがけず採用されて、ブロックをつくることになり、アクションゲーム、ボードゲームと携わることができて、貴重な経験をさせていただきました。

6年半、皆様にはたくさんのご指導をいただき、心より感謝しております。
最後になりましたが、皆様方のご活躍とご健康をお祈りしております。夕方は皆さまお忙しいと思いますので、この場を借りて、退職の挨拶と代えさせていただきます。本当に、ありがとうございました。

(深々と礼)




この後、社内イベントのアナウンスがベテランの社員からあったのですが、その冒頭に私めのことに触れてくれて、今日のスピーチを忘れずにと言ってくれた。凄く救われた。やってよかった。

今日から長い夏休みが始まるのだ。



ブラックフレームマン
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東京で玩具の企画をする会社員(2月にADHDだったことが発覚。7月末付けで退社すっぞ!)